2006年05月28日

隠された記憶


テレビ局の人気キャスターであるジョルジュと美しい妻アン、一人息子のピエロは、
フランスの豊かな中産階級として、友人に囲まれ、日々豊かな生活を送っていた。
そんなある日、ジョルジュの元に送り主不明のビデオテープが不気味な絵と共に何度も届くようになる。
ビデオテープに映し出されるのは、ジョルジュの家の風景と家族の日常。
誰かが、どこかに隠れて一家の日常を撮影している。
そして回を追うごとに、単なる映像が徐々にプライベートな領域へとエスカレートしてゆく。
漠然とした不安が恐怖へと変わってゆくジョルジュと家族。
恐怖とお互いへの不信感から均衡を崩してゆくそれぞれの心。
誰が何の目的で……?
家族に亀裂が生じ始めた頃、やがてジョルジュはある遠い日の記憶を呼び覚ます。
あの時、あの出来事……。
記憶の底に隠された"無邪気な悪意"が引き起こしたものとは……?
そしてある日息子がいなくなった−−。



渋谷のQ-AXでやっていた映画。

ものスゴく評価しづらい映画だと思う。


張られた伏線が収束しているとも思えないし、
犯人も明らかにしないままに映画は終了してしまう。

だが終わった後に、今一度考えてみると存外深いことに気づく。


幼い頃の何気ないいたずら(というには、かなり悪質だったけど)とその結果をすっかり忘れている加害者。
もちろん被害者だった側は忘れていない。


そういうことって、映画のような状況だけではなくて、
誰にでもあるんじゃないのか?

極端な話、これは個人だけではなく集団でも起こりうること。


その罪に対して
復讐をしたかったのか、ただ単に『忘れるな』と言いたいのかは
映画からはよくわからなかったけども、個人的には後者であると思いたい。
そうでないとあまりにも結末が切なすぎるから。


とまあいろいろ書いたけども、
結局『映画』としては足りない部分が多いんじゃないのかなぁ?とも思った映画でした。

映像作品ならば、
一応はその作中で解決させるべきでしょう。


★★☆
posted by fool at 19:30| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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